アクセス
英彦山(ひこさん)は、福岡県添田町にある山。
北岳、中岳、南岳からなり南岳が最高峰。標高は1,200m。日本二百名山。一帯は、耶馬日田英彦山国定公園であり、修験道の山・霊山として国指定史跡でもある。

秋の登山道。

冬の英彦山。

最寄りのICは、大分自動車道 杷木IC。ここから東峰村を経由して行くことができる。
登山口・登山ルート
代表的な登山口は、銅の鳥居、別所駐車場、野営場、豊前坊など。
登山口、登山ルート、分岐ルートが多く、時間や体力に応じて様々なルートを計画することが可能で、周回するようなルートを取りやすい。
南岳が最高峰ではあるが、実質的な山頂は中岳と認識されている。
北岳、中岳、南岳、材木石近くまでの稜線は展望の良い箇所が多い。
南岳→鬼杉間がやや険しく、危険箇所有り。四王寺の滝から南岳近くへ出るルートは険しく上級者むけ。
銅の鳥居
駐車場有り。すぐ横はスロープカーの始発駅になっている。登っていくと英彦山神宮の奉幣殿に至る。
鳥居から登山道に入る。やや急登の場所、岩場、石段などがある。緩やかな登山道になっているところもある。山頂に近づくと開けてくる。

英彦山山頂。

別所駐車場
別所駐車場。銅の鳥居の登山道や野営場の登山口の方に向かうことができる。

野営場
駐車場あり。北西尾根や鷹巣原高原に近い。
北西尾根のルートは、バンガローの左側の階段から入る。自然林の尾根を登っていく。ある程度進むと展望が開けてくる。中岳までは近い。

登山道から。

鷹巣原高原。

豊前坊
駐車場あり。高住神社を豊前坊ともいう。高住神社から登山道に入る。奇岩がある。見晴らしがよくなってくると北岳は近い。

奇岩。

望雲台。中級者・上級者むけ。

高住神社。

中岳
英彦山の山頂標識がある。英彦山神宮の上宮がある。

中岳付近から添田町方面。

北岳
北岳。展望のよい箇所もある。

北岳付近から九重方面。

南岳
中岳から近い。南岳から下っていくと材木石、鬼杉、大南神社がある。梵字岩、玉屋神社などを経由することができる。

登山道から。

材木石(柱状節理)。

国の天然記念物、鬼杉。

玉屋神社。

スポット
英彦山神宮。中岳近くに上宮がある。
主祭神は、アメノオシホミミ。すなわち天照大神の子。ここから日子山と呼ばれ、後に彦山、英彦山と呼ばれるようになる。山中に玉屋神社、大南神社など摂社・末社が多く、古事記に登場する神々が祀られている。

銅の鳥居。国指定重要文化財。江戸時代に肥前国の藩主鍋島勝茂公により寄進。英彦山という額は、霊元法皇より下賜され、このときから英彦山と呼ばれるようになった。

花見ヶ丘岩公園。

英彦山温泉 しゃくなげ荘。
